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まず始めに
ここでは主に腸について深掘りします。
今は日ごろお腹を壊した時くらいしか意識する事のない「腸」が全世界の一流の研究者達から大注目されています。
そうだね。
食べた物を消化吸収する腸には全身をさまざまな病気から守る免疫力をコントロールし、「全身の免疫を司る」という秘められた重要な役割があるからね。
はい、そんな超賢い腸のネットワークを具体的に説明します。
“腸は多くの臓器や細胞とコミュニケーションを取り、毎日体内環境のバランスや体内環境を整えるスイッチングハブである”
✔腸の構図
✔三大栄養素の分解の仕組み
✔大注目されているネットワークシステム
✔第二の脳と呼ばれる本当の理由
意外に知らない腸の構図
意外に知らない腸の構図
※かなりマニアックな内容になりますので、ご了承ください。
腸の基本的な構造は大きく分けると、小腸と大腸の2つに分けられます。
更に細分化すると…
・大腸 → 盲腸、結腸、直腸
に分けられます。
胃の出口(幽門)から十二指腸が始まり、小腸全体の5分の2が空腸、残りの5分の3が回腸と呼ばれています。
空腸と回腸の明確な違いはありませんが、空腸はやや太く、回腸の方が細くなっています。
空腸と回腸の内部には、絨毛(じゅうもう)という突起があり、その絨毛を拡大すると、更に細かい微絨毛という突起でびっしり覆われています。
良く腸で栄養素を吸収すると言われていますが、この微絨毛から食事で得た栄養素を私達は体内に吸収しています。
小腸(回腸)の出口、バウヒン弁から大腸が始まり、盲腸 → 結腸 → 直腸の順に肛門まで繋がっています。
日本人の平均的な腸の長さは、小腸が6 ~ 8m、大腸が1.5m、内部の総面積は絨毛の効果もあって、約32㎡もあります。
これはテニスコート1面分に相当する広さです。
腸は、身長の5倍ほどの長さと、広大な表面積を活かし、栄養素を効率良く消化、吸収できるように構成されているのです。
市販で販売されている健康食品は無意味
市販で販売されている健康食品は無意味

口腔内で咀嚼された食べ物は、唾液に含まれるアミラーゼで分解され、咽喉を通り、嚥下運動や蠕動運動で食道から胃に運ばれ、強い酸性の胃液でドロドロに溶かされかゆ状態になるまで消化されます。
胃液には食べ物のと一緒に入ってきたウィルスや細菌の増殖を抑え、殺菌する効果があります。
良く市販で販売されている善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌)が含有され、腸内環境をサポートする健康食品がありますが、北海道大学が調査した所、この強い強酸の胃液でほとんどの善玉菌が腸に届かないで、胃で殺菌されてしまっている事が実証されていますので、無暗に市販で販売されている腸内環境をサポートする健康食品は購入しない方が良いです。
三大栄養素の分解の仕組み
三大栄養素の分解の仕組み
主に消化液は十二指腸にある大小の十二指腸乳頭という便が開き、胆のうから胆汁、膵臓からはすい液が流れ込み、胃から十二指腸に送られた、ドロドロの食べ物や胃酸と混ざり合います。
胆汁はアルカリ性なので、胃酸を中和する事ができ、主に脂質を脂肪酸、グリセリンなどに分解します。
すい液は消化酵素が含まれていて、主に糖質をブドウ糖、たんぱく質をアミノ酸に分解します。
硬い便と軟便が出る理由
硬い便と軟便が出る理由
私達の消化物と消化液の一日の量は大体9ℓと言われています。
小腸では7ℓ吸収され、残りの2ℓは大腸で処理され、腸内細菌が食物繊維などを発酵させながら水分を吸収して体外に便として排泄します。大腸では約80%の水分が吸収されますので、大腸での滞在時間が長くなると、水分の吸収が進んで便が固くなり、逆に短いと、水分の吸収が足らなくなるので、軟便になります。
脳腸相関というネットワークシステム
脳腸相関というネットワークシステム

腸には約1億個の神経細胞が存在し、これを“腸管神経”と言います。
腸管の組織は多層構造になっていて、腸壁の粘膜下にマイスナー神経叢(しんけいそう)があり、主に腸内のホルモン分泌などを支配しています。
更にその外側にはアウエルバッハ神経叢があり、腸の蠕動運動をコントロールしています。
腸が“第二の脳”と呼ばれる本当の理由
腸が“第二の脳”と呼ばれる本当の理由
一般的に言われているのは、腸のコントロールは全て脳が支配しているのではなく、腸が自ら判断を下す機能を持つ事から(身体に有害をもたらす食べ物などを摂取した時に、腸が一刻も早く体内から有害物を出そうと脳に指令を送り、 お腹が痛くなったり、緩くなってしまう症状などの生体機能)“第二の脳”と呼ばれています。
この脳腸相関という双方向のネットワークシステムは、脳と腸の情報交換は脳からの一方通行ではなく、腸からも脳にメッセ―ジを発信するというシステムです。
腸内の状態によって、その情報が脳に伝えられるという事は、そこから身体のあらゆる場所に影響を及ぼすことになります。
つまり、腸と身体のネット―ワークは脳だけではなく、多くの臓器や細胞とコミュニケーションを取り、そのほとんどが腸と連携しているのです。
腸と連携している主な臓器や細胞の働き
腸と連携している主な臓器や細胞の働き
①胆のう
腸内に食べ物が送られると、胃酸を中和したり、消化を助けたりする胆汁を分泌します。
悪玉菌が増えると、胆汁は有害な二次胆汁酸に変化してしまいます。
②膵臓
腸内に消化物が送られると、栄養素を分解する消化酵素を含んだすい液を分泌します。
③腎臓
血液中の老廃物を尿として排泄し、体液のバランスなどを調整しています。
腎臓を保護する腸内細菌が存在し、腸内環境が悪化すると、腎臓機能低下や病気を招きやすくなります。
④副腎
ストレス反応を緩和するホルモン、コルイゾールを主に分泌しています。
腸内で炎症などが起こると大量に分泌されるが、副腎の機能低下を招いて、慢性疲労の原因などになります。
⑤肝臓
胆汁を作り、小腸で吸収された栄養素を一時的に貯蔵しています。
腸内で悪玉菌が増えると、毒素を取り込んでがんなどの病気の原因になります。
⑥脾臓(ひぞう)
体内の免疫システムを管理しています。
腸管の免疫システムからも間接的に影響を受けています。
⑦胃
食べ物をかゆ状に溶かし、小腸に送ります。
腸内の掃除MMC(伝播性消化管収縮運動)のON、OFFのスイッチとなります。
※ MMC とは、殺菌性のある消化液が悪玉菌を処理し、腸内環境を整える生体機能の事。
⑧心臓
自律神経によって、心拍数や血流がコントロールされています。
交感神経や副交感神経の働きで腸内血流も変化します。
腸内細菌のバランスで影響を受けます。
⑨肺
呼吸によって自律神経に影響が出ます。
理想の呼吸による横隔膜の動きによって、腸の蠕動運動をサポートしています。
⑩脳
脳腸相関のネットワークにより、お互に情報交換し合い、脳腸の状態がそれぞれに影響し合っています。
腸はスイッチングハブ
腸はスイッチングハブ
この事から腸は、多くの臓器や細胞とコミュニケーションを取り、毎日、体内環境のバランスを維持したり、体内環境を整えているのです。
腸は私達の身体のネットワークを繋げる“スイッチングハブ”なんです。
これが超賢い腸のネットワークの仕組みです。
田中将大投手はプロになって丸10年、風邪や食中毒などで試合を休んだ事は一度もないという「鉄壁の免疫力」の持ち主です。
実はそんな強じんな肉体を支えるのに、腸の働きが深く関わっている事が分かっています。
その他の 「自分を愛する(精神・脳)マインドコントロール編」はこちらです。
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